久連松店長はやっぱり凄い人だった・・・
こんにちはポットベリーの竹野です今週は久連松店長にクロ釣りを教わってきました久々の同行です
私がクロ釣りを始めた頃、憧れの店長と専務に教えて頂いてたことを思い出しますお二人とも磯ではものすごいオーラを放たれていて、緊張しながらついていったものです
田中さんが私の先生ならば、専務が教頭先生、店長は校長先生といったところですかね
前置きが少々長くなりましたが、今回は、石鯛丸さんで牛深、沖の瀬のマタマタという瀬に乗り、釣り開始です
店長はコマセを撒き流れをチェックされ、仕掛けを投入されました「んー上潮の飛びよるねー」など、何やら難しい事を色々言われてます私は聞こえないふりをして、自分なりの釣りを進行させます
実を言うと、この時は『店長も年とらしたけんシマノのインストラクターのオーラの少しうすれとっとじゃ?今じゃ会社での上司オーラの方がすごかばい』と思ってました
さらに『あの頃からすっと私もちーたっ違いますよ』と少しなめてかかっていた部分もあったのですが、開始15分「竹ちゃん釣れたョ~」店長早速1匹目
それを見て『へ~さすがだなぁ~』なんて思っていたら
「ハイ、またきたヨ~」
『ん~あっちはよか潮の流れよっとかな~』すると
「ハイもういっちょ」
『まじっすか?』ともう店長が気になって仕方ありません
立て続けに4枚上げられたところで「竹ちゃんもこっち釣りなっせ」と呼んで下さいます
『自分でもこっちなら釣るっどね』と投入しかし私には何も起きません同じ所を同じように釣って同じコースを流してるつもりなのに・・・
店長だけバシバシ釣り上げて行かれます・・・これは完敗ですレベルが違いすぎました
私は気持ちをリセットする為「少し休憩します」と、ジェットボイルでコーヒーを作って、店長の元へ白旗を振りながら、近づきます
「店長、コーヒーをどうぞところでですヨ、店長の仕掛けは、ガンガン入っていくのに私の仕掛けは、なじみが遅かっですよね、やっぱ張りすぎとっとですかね~教えてください」と言うと、
「竹ちゃんのはそっだけじゃなかったいね~まあ見とってごらん」と実演してくださいました
「竹ちゃんのはまず投入点の少しずれとる、潮の動きはちゃんと読まなんよまずコマセを打つど、第一弾はココそして第二弾を少しずらして打っとく投入点はココラインの位置はココに置いとく・・・」とこのようなむずかしい説明がまだまだ続き「・・・こうして流していきよくとあの辺で・・・ハイキター」
とレクチャーの最中でも釣って見せられます
もうカッチョ良すぎです
「じゃ竹ちゃんしてごらん」
「まずコマセ・・・投入・・・ずれたやり直し」
「ハイ次、コマセ、投入、今度はいいよー・・・仕掛けの浮きよる回収」
こんな感じで指導を受けていると「今度はよかよーそのまま送り込んで~あの辺で~」と言われたと同時にアタリですついに来ましたー価値のある1匹です
その後の店長は自分のウキと、私のウキを同時に見ながら、細かい修正を入れてくださった結果、私にも7枚釣る事が出来ました
「竹ちゃん、こっが釣るっとば待っとく釣りじゃなくて、魚を見つけて釣った釣りたい」と名言で
『カッコえ~昔のままばい』と思わせてくれた店長は15枚以上私に気をかけずに釣られていたらもっと釣られていたでしょうね
またこんなやりとりもありました私がバシッと合わせると「ここは浅かっだけんそぎゃん強合わすっといかんすぐ下ん根さんはりつかるる竿ばねかせてゆっくりゆっくり・・・」
「あ~だけん店長はあぎゃん引け腰でやりとりされてたんですね昔は店長と専務のあの”バシッ”と合わせるうしろ姿に憧れとったばってん、年とんなったばいねーと思ってました」
「ハッハッハッなんばいいよっとねこれがこぎゃんとこっでのやりとりの仕方たい」・・・
店長のシマノインストラクターのオーラは健在でしたやっぱり凄い人です
山釣には『聖、寛、貴』店長をはじめ、専務、田中さんと、3人のクロ釣りスペシャリストが揃っています皆様も気兼ねなく質問をぶつけてくださいつつみかくさず教えて下さいます
さー次も頑張って行ってきます
P.S.
文章中に出てきたジェットボイル(湯沸かし器)ですが、これはホントオススメです風が強くても、沸きが早く、とてもコンパクトです釣り場で食べるラーメン、コーヒーは美味しいですよ