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うたせ丸の「魚貫崎バフンウニ石鯛釣行記」

「石鯛が釣れよるばい!」ムムッ……?ほんなこつね?「エサはバフンウニてたい~!」
数年ぶりに石鯛釣りに行ってみようかな?ばってん天草んとは難しいけんな・・・と独り言をいいながら魚貫崎の大西船長に電話すると「アンタでん釣れるかもよ」、^v^!そんなことを言われると行きたくなるのが私の単純な所で早速、仲間に電話して3人で行く事に。

1人は今回初めて道具を揃えたビギナーY君、もう1人は十数年来の釣友U氏(底物に関してはガキ釣りの名人、逆に言えば大サイズに恵まれない人)。

「バフンウニは使こうたこつあるとね?」
「ウンニャ」
「どぎゃんして使うと?アタリは?送り込みは?・・・」
「知らんて・・・」
「大丈夫かいな?」

それから、一週間後宇土店に夜の1:30に集合、半日片潮釣り分のエサ、バフンウニ1kg、ウニガラ10kg、氷(大)を面々揃え、針は14号のケブラー仕掛けで食い込ませ重視、「アタリがでたら必ず釣れるけん(間違いない・・・と勝手に思い込み)」準備良し、天気良し、潮良し(闇の大潮2日目)メンバー良し?でいざ魚貫崎めざして発車!

車中でU氏が又、「今回も釣れんごたんね~!まーた、またまた、ボーズん気がする。予感は100%的中のゴルゴ13と変わらんぐらいバイ!まー今日の釣りは遊びだけん。」(大矢野のコンビ二にて弁当をたくさん買って)「ピクニック!ピクニック!(^^♪ 」と1人で浮かれておりました。私とビギナーのY君もすっかりそのモードにはまり~!いかん!こんままじゃマジで釣れんばいと思い地元で知り合いになった潜り漁師で釣りもするIさん(魚貫崎での石鯛打率は8割を超えるすごか人)から聞いていたバフンウニの使い方、アタリ、送り込みを詳しく2人に説明して、少しはそれなりに気合も高まり、港に30分前到着!

荷物揃えて準備していると先に待ち人が!そう、そうなんです。実は今回このIさんに石鯛釣りを教えてもらおうと思い前もって連絡しておいたんですよ!アレッ?もう1人誰かおるばい?ムムッ、娘のSちゃんたい、ナント今日が石鯛釣りデビューだってマジで!?女の子で石鯛ばすると?本当にすると?・・・・「うん」う~ん(よかこつばい・・・が!負けられん、男の面子があるばい)
「釣れるとよかばってんな~、がんばってお互いに釣るばい」とエールを送り、AM4:00出航、初崎へと。

U氏とY君を高台の3段目と4段目に渡し、私たちは仏壇の3段目に渡礁、まだ暗く釣りはできんので、しばらく心地よい風を肌に感じながら、やっぱ磯風は最高に気持ちよか~と満足に浸っておりますと、Iさんが
「先週太か魚が上がったっばい」ムムッ?石鯛は確かに60cm位のとか、ガキサイズはたくさん釣れとるばってん?・・・
「本マグロたい」エッウソ!!
「先週魚貫の定置網に120kgが掛っとたてたい。昨年も30kg、40kgクラスが獲れとるけんなー!」あんな内に入り込んでいる場所で?うーん。水色、水質的にはもっと海が澄んで濃度が高いところしか回遊しないはずなのに・・・・わからん?


「さぁ~て夜も明け始めたけん仕掛けどん作りまっしょか」
でウニガラ撒いて、潮の反転流狙い、17~18mの所で止めてアタリを待ちます。満潮がAM7:00頃なので本命の下げ潮に変わるまでは、様子見です。上げ潮でも実績はあるとの事。バフンウニは2~3コ掛で上のはハンマーで少し潰します。アタリは一気に穂先を押さえ込むとの事ですので集中!集中! (水温は22℃)
AM8:00そろそろ下げ潮が当たってくる頃ばってん???9:00、10:00・・・鏡ばい、べた潮でフラフラ潮ばい・・・泡が留っとる。
「終わった」とほほ・・・!

高台のY君とU氏もダメ!ただY君はアタリはあったらしくU氏からねぎらいの言葉が、なんでもアタリはアタリでも蜂がいきなりY君の肩を刺したらしく「アチャー、アイター、アタター、アタリ」って言ってましたけど!!
まーなんだかんだあり、Iさんから「もう上がりますか?」の一言で港に帰港し、魚は釣れなかったけど皆満足!大西船長に今度は小潮狙いでリベンジにきますけん!Iさんにもお世話していただきお礼をして一路帰熊しました。

by うたせ丸