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熊本のテンヤマダムの「名人たちとワクワクつり紀行」

玲子ちゃん、ああ…愛しの玲子ちゃん…。そう、あの「釣りロマンを求めて」の児島玲子ちゃんがまたまた熊本に遊びに来てくれたの。3年ほど前に、私と主人が得意のテンヤ釣りを彼女に教えたんだけど、スッゴク興味を持ってくれてこうして毎秋来てくれるのね。しかも、これまたお馴染みの高橋哲也さん(釣りの腕は超名人級、見た目も超芸能人クラスのイケメン)も一緒。そこで、私と主人、玲子ちゃん、哲ちゃんの4人で10月16日に行って来ました。五和沖のテンヤマダイ。爆釣リポートを、私“熊本のテンヤマダム”がお届けするわね。
実は昨年、このメンバーでミニバトルをしたところ、主人と玲子ちゃんのうさぎさんチームが圧勝だったの。私・哲っちゃんのカメさんチームはとっても悔しくって、「絶対リベンジしてやる!!」べく実現したのが今回の釣行というわけ。チーム分けは同じ。ルールはそれぞれの最大長寸を持ち寄った2匹の合計長寸。マダイ、マゴチ、カンパチ、ヒラメの4魚種釣り揃えたら“グランドスラム”って特別ルールも作っちゃった。
このテンヤマダイ、釣り方は全然難しくないの。底をとって少し巻き上げてからシャクリで誘うだけ。ただ、船を流しながらの釣りだから根掛かりに十分注意すること。食い気が高い時は「ガツーン!!」って竿引きの当たりが来るわよ。しかも同じ仕掛けにマゴチや青物はもちろん、良型のガラカブやヒラメなんかも来ちゃうから全然退屈しない楽しい釣りなの。テンヤマダイでの私の最高記録は91.5cm・10.1kgを過去にゲットしている。タックルは専用のものを揃えておけば間違いないわね。仕掛けは図の通り。
さて、いよいよ出陣。最初のポイントは風と波が荒くてちょっと釣りにくかった。魚の反応はイマイチで当たりも小さかったけど、主人が最初に40cm級の本命をゲット。すぐに哲っちゃんも同サイズを上げて、序盤はいい勝負。私と玲子ちゃんはこの時間帯はちょっとガマンだったわね。
食いが立ってきたのは午前10時過ぎ。私にも40cmオーバーが当たってきた。隣の玲子ちゃんにはカンパチ、マダイと連続ヒット。「いまから行くわよー!」と気合いを入れた瞬間、哲っちゃんに大きな当たりが! 竿が満月状に曲がってる。上がって来たのは3.6kgの良型マダイ。さすがは名人、さすがイケメン。しかも、次投ではマダイがダブルヒット! よくやった、マイ・パートナー。
玲子ちゃんも負けじとマダイをダブルで掛けたし、哲っちゃんはマダイに飽きたのかヒラメまで入れ掛かり。主人もカンパチ交じりでコンスタントにマダイを釣っていたわ。私にはマダイダブルを筆頭にアコウや良型のコショウダイ(4.5kg)まで掛かっちゃって…。まさに“舞い踊り”状態ってわけ。玲子ちゃんなんか、「おっ! 釣れたわね」って話し掛けると、「いえいえ、たかが良型ですよ(笑)」なんて冗談を飛ばすほど楽しんでたわ。とにかくよく釣れて、みんな大満足!! えっ? バトルの結果? そりゃあもちろん、私と哲っちゃんが雪辱を果たしたわよ。