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田中貴さんの「第16回 全日本グレトーナメント(JFT)」

平成18年10月9日・10日の二日間、第16回全日本グレトーナメント(JFT)に出場しました。JFTと言えば、山元八郎さんや宮川明さんを始めとした名手の方々が出場する、自分にとっては夢のような大会です。

大会は、四国の愛媛県宇和海であり、1時間ハーフの2時間で23cm以上のクロの総重量で競います。
宇和海には手の平から30cmまでのクロが無数いて、ダンゴやオキアミなど色々なエサを使い分けて、規定の魚を釣るという、自分にはあまり経験の無い釣りなので2日前から現地に入り、練習をしました。

初日、今まで自分がやってきた釣りをそのまま試してみたのですが、クロの数が多すぎてなかなか当りが取れません。少しずつタナを浅くし、当りの出るタナを探ると最終的には矢引きにまで浅くしました。

次に問題なのが、オキアミで釣るとなんとか釣れるのですが、サイズがなかなか上がらなく、ダンゴでサイズを上げようと釣ると当りは毎投あるのですが空合わせばかりでクロが針にかかりません。

試行錯誤やっているうちに針を大きくし、ダンゴも硬さの違うものを数種類使いわけるとなんとか釣ることができるようになって、一日目を終えました。

「自分のダンゴは生ミックに集魚材を加えて硬さを調整しました」

2日目は初日の釣りに手返しを考え「2時間で10kg!」という自分で考えていた目標をなんとか達成し、この調子でがんばろうと翌日の本戦に挑みました。

1回戦目はなんと、JFT王座の吉田賢一郎さんで、もの凄く緊張したのですが、色々と学べてラッキーだと気を取り直し、戦いました。

前半は自分が流れの下に入り、規定のクロを順調に釣ることができ、なんとかリードしていたのですが、後半に入り、場所を変わると、さすが吉田さん!良型のクロを連発!逆に自分は規定のクロをなかなか釣ることが出来ず、試合終了。

検量の結果、吉田さんが20尾7.4kg、自分が14尾5.5kgで敗れてしまいました。