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シェイク竹野の「10/9 バス釣行記! 冬にむけて荒食い時期到来!!」

例によって雨が降っている。しかし、今回ばっかりは雨を待っていた。ここ最近は雨が降らなかったせいか、釣果も思わしくなく、バスもイカもスズキも他の魚も、ほとんど外していた。が、しかし今回はいける!雨量も申し分ない。フィールドのどんよりしていた水も、フレッシュに生きかえり、バスの活性も上がっているにちがいない。海の魚も同様の事が予想される。

10/9、本当は朝8時には家を出て、緑川ダムあたりに行くという計画が、朝早くはどうしても苦手、雨が降っているのも手伝って、もうちょっと寝よう、という事になる。よって出発は13時30分。行先も家から5分の西山ツツジ公園先の溜池へ変更。

そこは見たこともない減水ぶりで「こりゃすげー」と独り言。減水しているおかげで、急斜面のまま湖底まで落ちていると思っていたボトムは、ありがたい事に急斜面の次が1.5mほどのフラットになっており、何不自由なく池を一周できる状態になっていた。水は多少濁っていたが、そんなのは気にせず、釣りをスタート。

水質は良いようなので、Bigベイトで広範囲に探っていく。しかし全く反応なし。 池の状態と裏腹に釣れる気がしない。まわりを見渡しても、狙うストラクチャーは何もない。何を使って良いかわからず、ひたすらBigベイト。流れ込みもあるが、そこでも反応がない。何でだろう、どうしようと釣り始めて10分、ようやく光が見えた。何もない池で数ヵ所ある小さな立木、枯枝から“バホッ”“バホッ”とライズが‥‥。「あっそうか、あんな小さなストラクチャーでもピンなんだ!」とラバージグに替える。ジグはもちろんモンキージグ(フィネス)にバルキーホッグ3。これは自分の中では最強!立木を右から、左からていねいに攻める。多分、端から見ればどしゃぶりに立ちつくす亡霊のようだったであろう。それはさておき、ゆっくりゆっくりジグを動かしていると“食った”渾身の合わせで1匹目をキャッチ。約40cm。また同様に2匹目、これまた40cm位。

ここまでだらだら書いてしまったが、まだ釣り始めて20分。それから5分後またヒット、枝に巻かれて、こいつには切られてしまった。この池ではこれを最後にアタリはなく、なにやらフィールドに自分1人。さみしい気分になってきたので移動。

次の池では土管から滝のような水が流れており、いかにも、といった感じだ。ここはスピニングに持ち替え、当店「菊リン」おすすめのハンハンジグをキャスト。 1投目でガリヤセ君ながら、30cm位のバスが釣れた。上々、上々、その後数投してみたが、さすがに雨がひどく、釣りを終えた。

出発13時30分、帰着15時30分。してみると、移動も含め2時間で3匹も釣ったという事になる。これはすばらしい。この日思ったのだが、私は雨男だったのではなく、雨の日は海に行けず、バス釣りに行っていたので、雨の日が多かっただけなのではないか?‥‥多分、海もこの雨で相当良くなっているだろうから、今度はシーバス、イカ釣りあたり行ってみよう。

ワンポイントアドバイス

秋のバスは、冬に向けての荒食いの時期。その証拠に今回釣れたのも、今までほとんど何も食っていなかったかのような“ガリヤセ君”ばかり。水質も良くなり、今から元気良く広範囲に散るはずだ。よって使うルアーは、スピナーベイト、バイブレーション、ミノーなどの手返し良く探れる、ハードルアーがおすすめ。今回のように何らかのキッカケをつかめれば、そこはラバージグやワームに替え、ていねいに探る事も大切。いまから11月いっぱいまでは、この状態が続くと思うので、ぜひフィールドへ。

又、秋はターンオーバーの季節だ。もしターンオーバーして釣りにくい状態になった時は、いつでもお店に相談に来ていただきたい。釣る方法はいくらでもある。

では次回をお楽しみに。