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シェイク竹野の「10.07.13こだわりのルアーを駆使して挑んだ 恐怖のバス釣行記」

皆さん、シェイク竹野久々のバス釣り釣行記です。今は「シェイク」は卒業し、Bigベイター竹野になってます。といっても巨大ルアーを投げる勇気はまだないのですが、デプスサイレントキラー145を中心とする、少々大きめのルアーを投げています。ちなみにペンネームは今まで通りシェイク竹野です。それでは釣行記を楽しんでください。

7月6日、梅雨。どしゃ降りの雨の中、釣りにならない事はないので、とりあえず釣り場へ。

最近私は、デプスのオーナー奥村氏の釣りスタイルにあこがれており、デプスルアーで釣りたいという気持ちが強い。いや、デプスルアーのみで釣りを展開したい。今回は、釣れなくても良い覚悟で家を出た。一昔前、メガバスやエバーグリーン、道楽などのルアーが好きで好きで、そのメーカーのルアーしか使わないという人も多くいた。今になって、その人たちの気持ちが良くわかるような気がする。

さておき、雨が降ったり止んだりする中、まずは浜戸川に隣接するクリークに行ってみた。流れは激流、水はど茶濁り。さあどうする…数投してあきらめる。さてさて続いて浜戸川本流。通称ブタ小屋前。ここも激流&ど茶濁り。恐怖さえ感じさせるほどだ。落ちたら終りだろうなと…気を引き締め、サイレントキラー145をキャスト。またたく間に流され、ルアーがどこを泳いでいるかもわからない始末。頑張って投げ倒してみても結果は同じ。水門付近では、ちょろっと投げてちょろっと巻く…だめだこりゃ~と上流堰へ移動。ここで恐ろしい事が起こる。車を堰のギリギリまで乗り入れようとした瞬間、多少の段差であるにもかかわらず、脱輪!「しまった。」しかも片輪は浮いているではないか~!!やばい、どうしよう。周りには誰もいない。とりあえず車から降り、前から後ろから押してみた。ギアをパーキングに入れていた車が動くわけもなく、一生懸命がんばったあげく、パーキングに入れている事にようやく気付く…多少冷静になり、ドアを開けたままギアをドライブに入れ、ハンドルと手すりを握り締め、思い切り押して車に飛び乗り、脱出成功!!ここは何が起こるかわからない、釣りもせずに移動。(皆さんも雨の日は気をつけて下さいネ!)

次に向かった先は立岡池。その前にラーメン屋で腹ごしらえ。バス釣りの楽しみの一つ。

立岡池へ到着し、まずは上流部神社付近へ。数年ぶりに訪れたこの場所は、コンクリートで整備されており、レンコン畑だった反対側は池になっていた。ここも濁りはど茶濁りだったが、ゆっくりとした流れもあり、生命感も感じられた。何と言っても釣りやすそうだ。まずはお決まりサイレントキラー145。カクカクカクカクとゆっくり四方八方へ引きまくる。好きなルアーは泳ぎを見ているだけでも気分が良いものだ。その後バリソンミノー130を引き、同社ラドスプラッシャービッグスプラッシュ149を引きまくる。これで出るとは思っていない。とにかく透明度の極めて低いこの状態で、水面下のバスに気付いてもらおうという作戦である。水面をガチャガチャガチャガチャやる事30分。トリプルインパクト140も追加しながら、バスの活性を上げる。



そして、ついに本日お初のワーム、デプスチューブリンガーの登場。先週もいい思いをしたこのワーム、デプスルアーでしか釣りをしないと決めた私だが、実はデプスワームはこれしか持っていないのだー。ゆっくりとした流れを読み、いよいよキャスト。底まで沈め、ノーアクションでゆっくりと巻く。これで釣りたいという願いはすぐに叶った。“ゴツン”とバスにしてはめずらしく、大きなアタリ。
「よっしゃー」こっちも目いっぱい合わせる。これでも飛び上がってこなかったバスは満足のいくほど抵抗し、暴れまくったあげくに御用となる。測ってはいないが、40cmはあろうかというりっぱな魚体のバス!もう1匹と再びキャスト。しかし今度はアタリはない。まだ居るはずと、ここでライトリグ。レインズフィッシュドクター1/16ozダウンショット。早くもデプスだけでとの誓いは崩れ落ちるが、しかし、フィッシュドクターもやってくれた。ライトリグだけにドラグが鳴り響き、寄せたバスはこれまた40cmクラスのGoodバス。抜くのは無理そうなのでハンドランディング。これで2匹。
もう十分満足なので、あとはサイレントキラーを引きまくる。1時間ほど引き倒しただろうか、とうとうその時が来た。強烈に水面を割る捕食音。ついに出た50up!?濁りのせいで魚体の確認ができないが、確かな手応え。しかし7号のラインで強引に寄せたにもかかわらず、エラアライはない。おかしいと思った直後、ひょろい魚体がギラリ。なんとナマズ…残念がるべきか、はたまたサイレントキラーの初物と喜ぶべきか、複雑な気分だ…その後反応も途絶え、雨足も強まってきたので、ここで釣行終了。実に楽しいバス釣りであった。
これで釣りたいというルアーのみでフィールドに挑むのも、新しい釣りの楽しみ方ができるかも知れませんヨ。皆さんも挑戦あれ!